織物・染物

日本は、世界の中でもまれに見る織物・染物の国であり、かつてほどでは無くなったとはいえ
今も全国各地で伝統的な織物・染物が作りつづけられており、産地の数も決して少なくはありません。

名称 画像 産地 大きさ(p) 私的コメント
裂き織り
卓布
長野県
上田市
21×8
(縦×横)
着古した着物をほどいて、裂いて横につかって織り上げた織物です。
一見地味ながらも、分厚く、非常に丈夫であり少々の事では擦切れたりしません。
それに、元の布の色の違いがもたらしたコントラストも、とても良いと思います。
なお、これはあらかじめ小さく織り上げて卓布サイズのものとして作られた物です。
倉吉絣
鶏文絵絣
鳥取県
倉吉市
40×37
(縦×横)
山陰地方は、かつては絣(かすり)の生産が盛んな土地だったそうですが
今となっては、鳥取の弓ヶ浜をはじめとして数えるばかりになってしまいました。
この倉吉絣も、一旦は廃絶していた物を地元の婦人会の手によって復興させたと
聞いていますが、そういった試みは嬉しい限りだと思います。

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