土人形

 

関東地方

芝原土人形(千葉県 長南町)

縞小僧
8.4cm 大正期?

武内宿禰
15.1cm 大正期?
明治初期、田中 金造により創始されました。
3代目の謙次 氏が昭和46年に亡くなり一旦廃絶しましたが、
1982年に人形研究家の千葉 惣次 氏が4代目として製作をはじめ復活しました。

全体的に小型のものが多く、中でも女生や軍人ものなどの明治風俗を写した人形に特色があります。

なお、芝原土人形の特徴としては、眼の周りに牡丹色の隈取り(ボカシ)を施すことが挙げられます。

また、東京の今戸人形からの影響が強かったためか、今戸人形から型取りしたものなどをはじめとして、
同時期の人形と良く似た、群青色を主とした彩色をしていますが、土の質や使用している絵の具の関係もあり
かなりローカル色の強い作風になっています。

 

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