その1.後頭部にご注目
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そもそも、着ぐるみの頭ってのは、人が被るのが目的に作られているモンですが
どんな頭の大きさの人にも被れるように、ある程度の隙間がなくっちゃいけません。
しかし、そういった構造の都合上これらのように、後頭部のファスナーなどがモロに
見えたりしてしまう事も多々あるわけなのです。(笑)
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その2.隙間から覗くモノ
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アクションを伴うショーにおいては、いかにして面がずれたり、外れたりしないようにするかという
重要な問題がありますが、それを解消するために面の内部には顎を固定するための「顎紐」が
取り付けられています。…とはいえ、被るための穴が大きかったりすると、その顎紐やキャストさんの
顎や面の内部までが見えてしまったりする…と言うわけですね。(笑)
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その3.いくら何でも、そりゃ寄りすぎ…
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着ぐるみを構成する重要な要素はもちろん面の存在ですが、それと並んで全身タイツの存在があります。
この全身タイツというものは、中に入っているキャストさんの肌を隠すという役割と並んで、まさに着ぐるみに
とっては皮膚そのものであります。
…とはいえ、この「皮膚」は本来の人間の皮膚とは違う材質並びに性質を持っているわけですから
シワがよってしまうのは当然です。…が、この「皮膚」は着ているキャストさんが小柄だったり華奢な人だったりしますと
かなりのシワが出来てしまうことになります。もちろん、それはしかるべき事ではあります。
…でも、顔はツルツルなのに、体はシワだらけってのも現実的に考えたら妙な話ですよね?(笑)
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その4.虚構と現実の邂逅
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全身タイツは、使用されるキャラの露出度によって、さまざまな形状がありまして
たとえば肩から先が出ている衣装の場合は、手首の先までが一体になったものが使われます。
しかし、何らかの事情によりそういったタイプを使えず、やむなく手首までのモノに手袋を併用する場合や
はじめから手袋を装備しているキャラなどの場合は手首までしかないタイツを使用したりします。
また、長袖の衣装のキャラはタイツと同じ肌色の手袋のみを使用する場合もあります。
…ですが、そういったタイプの場合には、衣装や手袋の隙間から中に入っているキャストさんの素肌が
見えてしまうという事態を引き起こしがちです。
…そんな事は大人にとってはどうでも良いことかもしれません。
しかし、「それ」は小さなお友達にとっては、ステキな夢の世界から、一挙に現実の世界に引き戻されるという
まさに「恐怖の瞬間」たりえる事と言えるのではないのでしょうか…?
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